毎年やってくる「母の日」と「父の日」。ご両親へ日頃の感謝を伝える大切なイベントですが、「今年の母の日・父の日はいつだっけ?」「毎年プレゼントがマンネリ化してしまう」「贈ってはいけないタブーな品物があるって本当?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、母の日・父の日の今年のカレンダーから、それぞれの行事の歴史的な由来、お父さん・お母さんに絶対に喜ばれるおすすめのプレゼント選びのコツをご紹介します。さらに、日本の文化やマナーにおいて「実は贈ってはいけないタブーな品物」についても詳しく解説します。
今年の母の日・父の日を最高の一日にするために、ぜひ最後までご覧ください。
1. 今年の「母の日」「父の日」はいつ?
母の日と父の日は、毎年日付が変わる「移動祝日」です。うっかり過ぎてしまわないように、まずは今年の正確な日程を把握しておきましょう。
母の日は「5月の第2日曜日」
日本の母の日は、毎年5月の第2日曜日と定められています。ゴールデンウィークが明けてすぐにやってくるため、早めの準備が必要です。
- 2026年の母の日:5月10日(日)
- 2027年の母の日:5月9日(日)
- 2028年の母の日:5月14日(日)
父の日は「6月の第3日曜日」
日本の父の日は、毎年6月の第3日曜日です。母の日から約1ヶ月後ということもあり、母の日が終わってひと息ついている間に直前になってしまうことが多いので注意しましょう。
- 2026年の父の日:6月21日(日)
- 2027年の父の日:6月20日(日)
- 2028年の父の日:6月18日(日)
2. 母の日の由来と歴史
今では当たり前のようにカーネーションを贈る母の日ですが、その始まりには深い家族の愛の物語があります。
母の日の発祥はアメリカの少女の行動から
母の日の起源は、20世紀初頭のアメリカ・ウェストバージニア州にさかのぼります。アンナ・ジャービスという女性が、平和活動家として献身的に働いた亡き母、アン・リーブス・ジャービスを追悼するため、1908年にフィラデルフィアの教会で白いカーネーションを配ったのが始まりとされています。
彼女の「生きている間にお母さんに感謝の気持ちを伝える機会を作るべきだ」という思いは多くの人々の共感を呼び、瞬く間にアメリカ全土へと広がりました。そして1914年、アメリカの当時の大統領ウィルソンが、5月の第2日曜日を「母の日」として国民の祝日に制定したのです。
日本への伝来と定着
日本に母の日が伝わったのは明治時代の末期から大正時代にかけてと言われています。当初は、当時の皇后陛下(香淳皇后)の誕生日である3月6日が母の日とされていました。
現在のように5月の第2日曜日に定着したのは、第二次世界大戦後のことです。アメリカの文化が広く流入する中で、日付もアメリカに合わせる形で広まり、お菓子メーカーなどの商業的なキャンペーンも相まって、全国的な行事として定着しました。
3. 父の日の由来と歴史
母の日の陰に隠れがちな父の日ですが、こちらもアメリカ発祥の、非常に心温まるエピソードから生まれています。
父の日は「6人の子供を育てた父」への感謝から
父の日は、母の日の誕生から少し遅れた1909年、アメリカ・ワシントン州のソノラ・スマート・ドッドという女性の提唱によって始まりました。
彼女の父親であるウィリアム・ジャクソン・スマートは、南北戦争の退役軍人でした。妻が6番目の子供を出産した直後に亡くなってしまい、彼は男手一つで6人の子供たちを立派に育て上げました。ソノラは、母の日ができたことを知り、「母を讃える日があるのなら、父を讃える日もあるべきだ」と声を上げ、牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝を行ってもらったのが父の日の始まりです。
その後、1972年になってようやく、アメリカで正式に国の記念日として制定されました。
日本での「黄色いリボン」とバラ
日本で父の日が一般的な行事として広まったのは、実は1980年代と比較的最近のことです。日本ファーザーズ・デイ委員会が開催した「イエローリボンキャンペーン(黄色いリボンキャンペーン)」がきっかけでした。黄色はイギリスなどで「身を守るための色」「愛する人の無事を願う色」とされており、それが転じて家族の愛情や尊敬を表す色として定着しました。
ちなみに、アメリカで父の日に贈られる花はバラ(父親が健在なら赤いバラ、亡くなっている場合は白いバラ)ですが、日本ではこのキャンペーンの影響もあり、黄色いバラやひまわりを贈るのが定番となっています。
4. お母さん・お父さんが喜ぶ!おすすめのプレゼント
毎年のことだからこそ、「今年は何を贈ろう?」と迷ってしまいますよね。ここでは、お母さん・お父さんに喜ばれる定番かつおすすめのギフトジャンルをご紹介します。
お母さんへのおすすめギフト
- フラワーギフト(鉢植え・アレンジメント) 定番のカーネーションはもちろん、近年は初夏に美しい花を咲かせる「アジサイ(紫陽花)」の鉢植えや、手入れが簡単で長く楽しめる「プリザーブドフラワー」「ハーバリウム」が非常に人気です。
- ちょっと贅沢なスイーツ・お取り寄せグルメ 普段自分では買わないような、有名ホテルの焼き菓子や、老舗の和菓子、高級フルーツゼリーなどが喜ばれます。お茶やコーヒーとセットにするのもおすすめです。
- 美容・リラックスグッズ 日々の疲れを癒やすバスソルトや、ちょっと上質なハンドクリーム、マッサージ器なども定番です。「いつまでも綺麗でいてね」というメッセージが伝わります。
- 実用的なファッション雑貨 これからの季節に向けて、UVカットのストールや、晴雨兼用の折りたたみ日傘、軽くて使いやすいトートバッグなどは日常使いしやすく喜ばれます。
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お父さんへのおすすめギフト
- お酒・おつまみセット お酒が好きなお父さんには、普段飲まないような地ビールの飲み比べセットや、名入れをした特別なボトルの焼酎・日本酒が鉄板です。一緒に楽しめる高級なサラミや海鮮のおつまみセットも喜ばれます。
- 贅沢なグルメ・うなぎ・お肉 「お酒はあまり飲まない」というお父さんには、家族みんなで食べられる国産うなぎの蒲焼きや、ブランド和牛のステーキ肉など、食卓が豪華になるグルメが人気です。
- 趣味を豊かにするアイテム ゴルフボールやウェア、釣り具の小物、ガーデニング用品など、お父さんの趣味に直結するアイテムは「自分のことをよく見てくれている」と感激されます。
- ビジネス・日常使いの実用品 上質な本革のキーケースや財布、おうち時間を快適にするシルクのパジャマ、温度を保てるサーモタンブラーなども、毎日使ってもらえる嬉しいプレゼントです。
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5. 要注意!絶対に贈ってはいけないタブーな贈り物
良かれと思って選んだプレゼントでも、日本の伝統的なマナーや言葉遊び(語呂合わせ)の観点から、「縁起が悪い」「失礼にあたる」とされるアイテムがいくつか存在します。特に、ご高齢のご両親や義理のご両親へ贈る際には細心の注意が必要です。ここでは、避けるべきNGギフトを解説します。
1. ハンカチ(特に白いハンカチ)
ハンカチは手軽なプレゼントに思えますが、漢字で「手巾(てぎれ)」と書くため、「手切れ(縁を切る)」を連想させる縁起の悪いアイテムとされています。特に「白い無地のハンカチ」は、亡くなった方の顔にかける白い布を連想させるため、慶事や贈り物には絶対にNGです。どうしても贈りたい場合は、色柄のついたタオルハンカチなどを選び、誤解のないようにメッセージカードを添えると良いでしょう。
2. 刃物(包丁やハサミなど)
料理好きのお母さんへ高級な包丁を…と考えがちですが、刃物は「縁を切る」「運を切り裂く」という意味に捉えられるため、贈り物としては不適切とされています。近年は「未来を切り開く」というポジティブな意味合いを持たせることもありますが、年配の方には気にする方も多いため避けた方が無難です。
3. くし(櫛)
髪をとかす「くし」は、古くから女性への贈り物として用いられてきましたが、日本語の語呂合わせで「苦(く)」や「死(し)」を連想させるため、縁起が悪い贈り物とされています。
4. 靴・靴下・スリッパ(履物)
これら足元に身につけるものは、「相手を踏みつける」「下に見る」という意味合いを含んでしまいます。目上の方や両親に贈る品としてはマナー違反とされることが多いので注意しましょう。また、敷物(ラグやマット)も同様の理由で避けるべきです。
5. 時計・カバン・筆記用具
仕事で使えるアイテムは父の日のプレゼントに選びがちですが、これらには「もっと勤勉に働きなさい」というメッセージが込められているとされています。親から子へ贈るには良いですが、目上の人(両親)に贈るのは失礼にあたる場合があります。ただし、両親からリクエストされた場合や、退職後の趣味用などであれば問題ありません。
6. 日本茶(緑茶)
お茶はお祝い事にも使われますが、特に日本茶(緑茶)は香典返しや弔事の引き出物として使われることが多いため、お祝いのギフトとしては縁起が悪いと感じる方もいます。お茶を贈る場合は、パッケージが華やかなものや、紅茶、中国茶、コーヒーなどに変えるのが安心です。
7. 白いカーネーション・白いバラ
由来の項目でも触れましたが、白いカーネーションや白いバラは「亡くなった親に捧げる花」です。ご健在のご両親へ贈るお花としてはタブーですので、花屋でアレンジメントを頼む際にも白一色にならないように注意しましょう。
6. まとめ:一番のプレゼントは「感謝の気持ち」
ここまで、母の日・父の日の由来やおすすめのプレゼント、そして贈ってはいけないタブーな品物について詳しく解説してきました。
- 今年の母の日は5月の第2日曜日、父の日は6月の第3日曜日
- どちらもアメリカの「親を想う深い愛情」から生まれた記念日
- プレゼントは相手の好みに合わせつつ、マナー(タブー)には十分に注意する
プレゼント選びに迷う時間も、ご両親を大切に想っている証拠です。品物選びのルールやマナーは大切ですが、何よりも親御さんが一番喜ぶのは「ありがとう」というあなたの言葉と気持ちです。
プレゼントを直接手渡しできなくても、電話を一本かけたり、手書きのメッセージカードを添えたりするだけで、その贈り物の価値は何倍にも膨らみます。今年の母の日・父の日は、ぜひあなたの言葉で、日頃の感謝の気持ちを伝えてみてくださいね。素敵な記念日になることを心から願っています!



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