65歳にして心臓疾患に罹患
長年のデスワークが祟って、65歳にして狭心症を患っていることが発覚し、カテーテル検査1回、カテーテル手術2回と三度の入院治療となりました。根本原因は運動不足による脂質異常からの動脈硬化です。65歳を過ぎて、日ごろの健康管理の重要さを思い知らされました。
担当の医師からは動脈硬化は改善することはないから、これ以上進行しないように薬以外に週三回以上の有酸素運動をしなさい、と警告されました。
今まで運動らしい運動はしたことがなく、休日の散歩くらい。散歩もコロナ禍に入ってからはほとんどしていなかった状態です。さて、何から始めようかと思い倦んでいたら、近所にアスレチック設備を整えたスポーツセンターができたので、そこに通うことにしました。
幸い、定年後始めた仕事が掃除がメインの施設の管理で、半日ほどは身体を動かすことができます。歩数にして8000歩から10000歩くらい動き回る。事務所で待機している時間帯にはスクワットや足踏み運動もできる。スポーツセンターには休日の1日だけ通って、器具でみっちり運動。このパターンを毎週繰り返しすれば有酸素運動のノルマは達成できるはずです。
日々の健康管理には計測機器が必要
日々、身体は動かすことができる環境になったことはいいけど、どれくらいの運動したのかわからない。運動したつもりでも、実際は負荷はかかっていないのかもしれない。心拍数などの運動負荷が計測できる機器が必要です。
そこで目を付けたのがスマートウォッチです。Apple Watchをはじめとするスマートウォッチには心電図、心拍数、歩数などの数値を計測する機能が付いています。
しかし、Apple Watchは高い!とても気軽に買える製品ではありません。
ネットには健康管理機能が付いたスマートウォッチが安価でラインナップされている
Amazon、楽天などオンラインショップには健康管理機能が付いたスマートウォッチがたくさん販売されています。それもとても安価な製品ばかり。1万円以下で購入できる製品がラインナップされています。
でも安価なスマートウォッチで大丈夫なのか?そんな不安がありますよね。
最近よく名を聞くようになったXiaomiの製品
安価なスマートウォッチが世に出るようになってから、よく名を聞くようになったXiaomiというメーカー。正式名称はXiaomi Corporationで、中国北京に本社を置く企業です。スマートフォンメーカーとして創業し、価格性能比に優れたスマートフォンを次々と発売。グローバルでのシェアはアップル、サムスンに次ぐ3位。日本でもライカのカメラを搭載したスマートフォン「Xiaomi 14 Ultra」などを販売しています。
日本のネット上ではスマートフォンより、スマートウォッチ、もしくはスマートバンドの部門でよく名を知られているようです。
スマートフォンとスマートバンドの違いって何だと言われれば、モニターが小さく、バンドのように装着できるのがスマートバンドということなのかな。
スマートバンドXiaomi Band 9 Active
2024年11月14日にXiaomiからスマートウォッチ Xiaomi Band 9 Activeが発売されました。価格はなんと税込2,980円です。
Xiaomi Band 9 Activeの基本機能
Xiaomi Band 9 Activeの基本機能をAmazonの販売ページから引用しました。
- 【24時間健康管理】心拍数や睡眠など、一日の健康状態をモニタリングすることができるため、健康状態をリアルタイムで正確に把握することができます。科学的な睡眠モニタリングテクノロジーにより、深い眠り、浅い眠り、レム睡眠など、さまざまな段階の睡眠状態を一日中記録し、睡眠の習慣と質の向上をサポート。
- 【1.47インチの液晶ディスプレイと9.99mmの薄型軽量設計】1.47インチの大型液晶ディスプレイを採用。表示領域が大きいため、より多くの機能、情報、コンテンツを見やすく表示できます。また、軽量でスリムな9.99mmボディであるため、仕事や運動、睡眠のあらゆるシーンで付けていることを感じさせず、快適な装着感を提供。
- 【最大18日間持続可能な長時間バッテリー搭載】通常使用であれば、バッテリー持続が前モデルより4日間長くなり、最大18日間に実現し、頻繁な充電ストレスから解放されます。
- 【50種類のスポーツモードと5ATMの防水規格に対応】50種類のスポーツモードを搭載しているため、様々なスポーツシーンに対応することができます。運動時間と消費カロリーを正確に記録し、運動をより充実したものにします。また、50mの潜水にも耐える5ATMの防水性能により、泳ぐ際も外す必要がない。
- 【カラフルなストラップと100種類以上のウォッチフェイス】バックルデザインは上質で美しいスタイリッシュなデザインで簡単に装着することができ、スタイルに合わせて個性を表現することができます。また、100種類以上のウォッチフェイスから自由に変更することができるため、好みに合わせストラップとともにカスタマイズを楽しめる。
Xiaomi Band 9 ActiveをAmazonで購入
スマートウォッチ欲しいけどどれを買ったらいいかわからないな、と迷っていたところ、AmazonでXiaomi スマートウォッチ最安値新製品が登場したので、速攻で購入しました。
11日夜に購入手続きをして、翌日20日夕刻に到着しました。
スマートウォッチ本体、充電用コード、取り扱い説明書の3点が同梱されていました。
取り扱い説明書といっても各国語のページが一緒になっていて、日本語ページは2ページ程度です。具体的な操作方法はネットで確認するしかありません。
袋から本体を取り出し、ディスプレイ表面に貼られたシートを剝がします。ディスプレイのサイズは1.47インチです。
本体裏側にはライトパスセンサーがあり、心拍数、血中酸素濃度を終日計測します。
充電用接点もここにあります。
こんな感じで充電コードを接点に接続します。磁石になっているので、近づけるとスポッと引っ付く感触で繋ぎづらいことはありません。
充電中はディスプレイに現在時刻と充電率が表示されます。とても分かりやすいですね。
ストラップは柔らかく肌に優しいTPU素材で、快適に装着できます。止め具もしっかりしていて、はめた後は外れにくい設計になっています。
ストラップは手首にしっかりフィットするので、気持ちがいいです。本体は16.5グラムと軽量。つけてることを忘れてしまうほど軽量です。
ストラップは交換可能ですから、服に合わせて付け替えすることができるようです。
Xiaomiスマートウォッチ専用アプリ Mi Fitnessをインストール
スマートフォンにXiaomiスマートウォッチ専用アプリ Mi Fitnessをインストールします。
これがないとXiaomi Band 9 Activeは稼働しません。
インストールしたら、Xiaomi Band 9 Activeとペアリングします。ペアリングがうまくできなくて、少し苦労しました。
ペアリング後、手順通り簡単な設定したら、ディスプレイにウォッチフェイスが表示されます。Xiaomi Band 9 Activeの場合、あらかじめ2種のウォッチフェイスがインストールされています。
ウォッチフェイスは4つまで登録できます。追加登録は専用アプリ Mi Fitnessから行います。事前登録されている2種のウォッチフェイスは削除できないため、追加できるのは残り2種のみ。この2種間で削除、追加を繰り返すことになります。
オンラインで選択できるウォッチフェイスは100種ほどありますから、この中から好きなデザインを選びます。
Xiaomi Band 9 Active使用レポート
Xiaomi Band 9 Activeの使用感を少しだけレポートさせていただきます。
ディスプレイにウォッチフェイスが表示されるとこんな感じになります。ウォッチフェイスは時分秒、日付、バッテリー残量、歩数、燃焼カロリー、心拍数が表示されるデザインを設定しました。
1日使用したときのMi Fitnessの「健康」タブの表示は以下のようになります。
心拍数の詳細は以下のような表示。タイムラインで分かりやすく表示されています。
血中酸素レベルは「終日トラッキング」にチェックを入れておくとタイムラインで確認することができます。血中酸素レベルが一定のレベルまで低下するとアラートを表示させることができます。最低レベルは90%、85%以下、80%以下のように5%刻みで設定が可能です。
血中酸素は通常は96~99%が正常値とされています。
睡眠状態も計測することができます。
フィットネスで使用してみた
数か月前から近所のトレーニングセンターに通い始めたので、早速、計測してみました。
Xiaomi Band 9 Activeは50種類のスポーツモードが設定されています。
今回は「屋内サイクリング」「トレッドミル」で計測してみました。
健康管理以外でできること
健康管理以外でもできることがたくさんあります。アラーム、ストップウォッチ、タイマー以外に、スマートホンとの連携が主な機能となりますが、音楽コントロール、電話・LINE・メールの通知など。あくまで通知のみです。Xiaomi Band 9 Activeからの通話・発信はできません。
バッテリーの持ちは?
肝心のバッテリーの持ちですが、アナウンスでは最大18日間バッテリー持続期間となっています。しかし、これはあくまで最低限の機能に絞って使用場合のことで、常時計測に設定するとバッテリーの持続期間は短くなります。
簡単なレポートですが、これから使っていくうちにもっとメリット、デメリットが判明してくると思いますので、都度レポートしていきたいと思います。
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