iPhone13には広角と超広角の2つのカメラ、Pro、Pro MAXにはさらに望遠カメラが付いています。
取り込む光量を左右する絞り値はiPhone13が広角でF1.6、超広角でF2.4、ProとPro MAXが広角でF1.5、超広角でF1.8、望遠でF2.8となっています。絞り値が小さいほどより多くの光を取り込むことができるので、Pro、Pro MAXの方がより鮮明な写真を撮ることができるようになっています。特に暗い場所ではPro、Pro MAXの方が威力を発揮できます。
僕はiPhone13の無印(mini、Pro、Pro MAXではないiPhoneを無印と呼ぶそうです)なので、Proのレビューはできませんので、無印でのカメラ機能のレビューをしていきます。
iPhone13の焦点距離は何ミリ?
デジタルカメラはSONYのα6500を持っています。最近やっと単焦点33mmレンズを購入したばかりで、焦点距離での撮影範囲について関心を持てるようになりました。
キットのズームレンズを常用していた時は撮影距離について気にすることはなく、同じ場所のままレンズをズームさせて撮影範囲を調整していました。
単焦点レンズでは撮影範囲を変える場合、レンズ側は33mmで固定されてしまっているので、自分が移動していく必要があります。被写体を大きく写したいときは近づいて、被写体を小さく背景も入れたいときは遠くへ移動しないといけません。結構、面倒くさいです。
しかし、単焦点レンズの魅力はF値が小さくシャープな画像を撮影できること。背景をきれいにぼかした写真が撮影できることです。そのため単焦点レンズを常用レンズとしました。
ただ、1つ困ったことがあります。広く写したい場合、後方へ移動する必要がありますが、狭い場所だと移動ができない。そのため画角が限られてしまうのです。
そんなときはiPhone13を使って撮影しています。iPhone13の2つのカメラは単焦点33ミリより広い範囲を撮影できるのです。
α6500の単焦点レンズ33ミリで撮影した画像と同じ位置でiPhone13広角カメラで撮影した画像の比較です。
α6500はAPS-Cですので、35ミリ換算では1.5倍した49.5ミリ相当となります。
iPhone13広角の方が広い範囲を撮影できています。iPhone13の方はカメラ内部で画像修正処理を行われている関係上、空が青々と表現されています。
ではiPhone13の2つのカメラの焦点距離は何ミリなのでしょう?
iPhoneのカメラアプリを起動すると画面に×1と×0.5の倍率が表示されています。起動したままでは×1倍の広角カメラです。超広角カメラに切り替えるには×0.5表示をタップします。
広角カメラ×1で撮影
超広角カメラ×0.5で撮影
撮影情報をチェック
撮影した写真の情報(Exif情報)を確認するには写真アプリで画像を表示して、画面下部に表示されている〇iをタップします。
広角カメラのExif情報
iPhone13の広角カメラの焦点距離は26ミリとなっています。この数値は35ミリ換算となりますので、単焦点レンズ33ミリと比較すると1.9倍の範囲を撮影できています。
超広角カメラのExif情報
iPhone13の超広角カメラの焦点距離は14ミリとなっています。単焦点レンズ33ミリと比較すると3.5倍の範囲を撮影できています。
iPhone13のカメラは一眼並みではないですが、かなり性能が向上しています。ブログ、SNSで使う程度の画像なら一眼デジタルカメラのサブ機として十分使えるようになってきました。
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