2月17日から令和6年度の確定申告受付が始まりましたね。確定申告が必要な方は3月17日までに申告を行わないといけません。申告はオンラインのe-Taxで行うか、所轄の税務署に出向いて提出します。税務署は大変混雑しますので、e-Taxで提出する方がいいでしょう。
この時期になると、税務署を騙ったなりすましメールが増えてきます。僕のところにも頻繁に届くようになりました。
以下は2月23日に届いたなりすましメールです。「還付金の処理状況に関するお知らせ」と題したタイトルで届いたメールの内容は、納税の処理をするために、全員にe-Taxへの登録を義務付けているから、登録せよとのこと。登録フォームへのリンクも記載されています。

翌日の24日に届いたなりすましメールは所得税滞納の督促メールです。6960円を払うよう促されています。7日後の期限までに納付しないと差し押さえに着手する旨の記述があります。
6960円という小遣い程度のこれくらいなら払えてしまう金額のところが憎いですね。高額なら税務署に問い合わせするでしょうから。

上記の2つのメールの特徴はどちらもアドレスが.comドメインになっていること。そして、登録用のリンクが記載されていることです。
正規のe-Taxからのメールは以下のようになっています。
メールアドレスはinfo@e-tax.nta.go.jpで、ドメインはgo.jpで、政府が所有するドメインを使っています。
また個人名も記載されていますし、登録先リンクも記載がありません。

この時期、税務署を騙ったなりすましメールが増えてきますので、注意してくださいね。
コメント