現在、僕が使用しているノートパソコンはlenovo G560です。十数年前に京都ヨドバシで購入しました。
CPUがCORE-i5でOSはWindows7、HDD500G、メモリー2Gで当時としては最新機能のノートパソコンでした。
その後、メモリーを4Gへ増量、HDDをSSDに交換、キーボードが2回ほど壊れ、今はピッチの狭いUSキーボードに交換して使っています。
OSもWindows10までは問題なくバージョンアップできましたが、Windows11はPC要件を満たさず、そのままではインストールできませんでした。でも、ついこの間、要件を満たさないPCでも小細工をすればインストールできることを知り、どのみち買換えする予定でしたので、自己責任でインストールしました。
なんとか騙し騙し使っている状態ですが、電源関連(バッテリーはすでに充電不能、ACアダプターも東芝dynabookのもので代用)、マルチメディアカード接続不具合、IEEE 802.11nまでしか接続できないWifiなどストレスが溜まる一方で買い替えを決意しています。しかし、お金がないので高価なパソコンは買えません。
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カスタマーレビューの評判も良く、中古とはいえ、新品と遜色はないようです。OSもほとんどがWindows11となっているので、来年のWindows10のサポート終了を気にしなくてもよいようです。
でも大きく気になる点がひとつ。Windows11って、CPUの要件が厳しかったんじゃ?中古にWindows11ってインストールできるの?
Windows11にはインストールするためのシステム要件がある
Windows11はどんなパソコンにもインストールできるわけではありません。インストールするためのシステム要件があり、それを満たしていないとインストールすることができません。
Windows11のシステム要件
Windows11の仕様とシステム要件はMicrosoftの公式サイトで確認できます。
Windows11のシステム要件を満たしたプロセッサ一覧をチェック
Windows11をインストールできるCPU一覧はMicrosoftの公式サイトで確認することができます。

Amazon商品ページの商品情報をチェック
Amazonの商品ページにはその製品の仕様表が掲載されています。CPUのスペックも仕様表を見ればすぐにわかります。
例えばこちらのWindows11ノートパソコンですが、CPUが第4世代CORE-i7となっています。

Windows11のシステム要件を満たしたプロセッサ一覧ではCORE-i7は第7世代7800以降となっています。第4世代Core i7 4600UではインストールできないCPUのはずです。たぶん、インストールファイルに加工をして無理やりWindows11をインストールしたのでしょう。
使用中に何か異常が発生して、Windows11を再インストールしなければならなくなった場合、再インストールができないものと思います。再インストールする必要がなければ使い続けられるとは思いますが。
Windows11のライセンスにも要注意
Windows 11のライセンスは以下の3つがあります。この中でボリュームライセンスに注意が必要です。ボリュームライセンスは法人のみに付与されているもので、個人使用はできないことになっています。
Windows11 Homeエディションにはボリュームライセンスは存在しないので、気にする必要はないですが、Proエディションはほとんどがボリュームライセンスのようなので注意が必要です。
- フルパッケージ(FPP)ライセンス:
- OSを単体で購入したもので、購入者にライセンスが付与されます。
- 一般的に「パッケージ版」や「デジタルライセンス版」と呼ばれます。
- OEMライセンス:
- PCメーカーや販売代理店を通じて供給されるライセンスです。
- ライセンスはハードウェアに付与され、DSP版とOA3版の2種類があります。
- ボリュームライセンス(VL):
- 法人向けに付与されるライセンスで、法人が複数のライセンスを必要とする場合に使用されます。
- 個人ユーザーは利用できません。
Windowsのライセンスを有効化するには、25文字のプロダクトキーが必要です。プロダクトキーはパッケージ版では「プロダクトキーラベル」、DSP版では「COAラベル」に記載されています。
完成品のWindows PCには原則として「OA3版」のライセンスが付与されており、プロダクトキーはUEFI(BIOS)に書き込まれています。そのため、COAラベルは貼り付けられていません。自分のPCで稼働しているWindowsのライセンス種別を調べるには、以下の手順を試してみてください。
- コマンドプロンプトを開きます。
- 「slmgr /dli」と入力してEnterキーを押します。
- 表示されたダイアログボックスの内容を確認します。
この方法で、自分のPCのライセンス情報を確認できます。
今、僕が使用しているlenovo G560のWindowsライセンス情報を表示してみました。ちゃんとライセンスされていますね。

中古は安くていいけどリスクあり
中古パソコンは安価で入手できますが、リスクはあります。それをわかった上で購入しないと。初心者は手を出さない方がいいと思いました。
一時、中古パソコンが気になっていましたが、中華製とはなりますが、今はN95、N100CPUを搭載した安価な新品パソコンを購入する気持ちになっています。
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