マイクロソフトの検索サービス「Bing」に、新しくAIのチャット検索機能が搭載されたので、早速使ってみました。
OpenAI「ChatGPT」のGPT4言語モデルを使用
OpenAIの「ChatGPT」はGPT3.5を利用していますが、「Bing」のAIチャットはさらに強力なGPT4という言語モデルを採用しているそうです。
「Bing」初期設定
「Bing」(https://www.bing.com/)サイトを開き、「チャット」をクリックすると、最初は、申し込みページが開くので、「順番待ちリストに参加」をクリックします。
僕の場合、2日ほどで登録完了し、「チャット」できるようになりました。
チャットしてみる
Microsoft EdgeからBing検索サイトを開いて、チャットをクリックすると、チャット検索画面となります。
画面下部にある「何でも聞いてください」テキストボックスに質問を入力します。
今回は前回chatGPTで聞いた「アントマン&ワスプ:クアントマニアレビュー」と入力してみました。
Bingからは以下のような回答が返ってきました。
公開後でしたので、視聴ユーザーの評価点を調べてくれました。でもこれだけでは不足しています。
「はい、見ました。感想を聞きたいですか?」を選択して聞いてみました。
Bingから「はい、ぜひ聞きたいです。」と返答があり、続いて、「あなたはこの映画をどう思いましたか?好きなシーンやキャラクターはありましたか?」と聞いてきましたので、あらかじめBingが用意していた回答「私はこの映画が大好きでした。特にワスプのアクションシーンがカッコよかったです。」を選択し回答しました。
Bingの返答のあと、続いて「はい、この映画のキャストや監督について教えてください。」を選択。
テキストボックスに他の質問を入力することも可能です。
Bingから「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の監督、キャストの回答が返ってきました。内容は正確のようですが、「カーン」が「カング」に表記されているのは気になりました。
続いて、「この映画と他のMCU作品との関係はありますか?」を選択質問してみました。
Bingからの回答は以下。
続いて「征服者カングってどんな人物ですか?」を選択質問。
Bingからすぐに回答が返ってきました。
続いて質問してみましたが、質問数の上限の8件となったため、「申し訳ございませんが、この会話は上限に達しました。「ほうき」ボタンを使用して、これを一括してさらにチャットします。」でチャットの終了宣言がされました。
この場合は、「ほうき」マークをクリックして、先のチャット内容を一括削除してから、新規の質問を始めます。
まとめ
「Bing」のAIチャットは「ChatGPT」のデータベースに加え、Bing検索機能を使っているようなので、最新の情報を使って回答を返してくれています。
「ChatGPT」は現時点では2021年までの情報しかないので、新しい情報は返してくれません。特に日本国内の情報量はまだ少ないようで、邦画についてはまったく別の作品の情報を返してくることが多々ありました。
情報の正確性から言えば、「Bing」のAIチャットに方に軍配が上がります。
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