いま話題のAIは映画レビューブログでどこまで使える?

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Open AIのChat GPTを皮切りに、マイクロソフトからBing AI、GoogleからはBard AIと文書作成AIが出揃ってきました。

ブログを運営しているなら、AIで記事を書かせられたら便利だろうと思うでしょう。

そこで3つのAIに映画レビュー記事を書かせてみました。

題材は1963年に公開された時代劇作品「十三人の刺客」です。年配の方なら知っている作品だと思いますが、果たして60年前の日本の時代劇のレビューをAIは書けるのでしょうか。

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映画comのあらすじ

まずは正解として、映画comのサイトで公開されているあらすじを引用しておきます。次にChat GPT、Bing AI、Bard AIが出してきた文章を掲載しています。見比べてみてください。

弘化元年九月明石藩江戸家老間宮図書が老中土井大炊頭の門前で割腹し果てた。間宮の死は藩主松平左兵衛斉韶の暴君ぶりを訴えていた。斉韶は将軍家慶の弟君、この事件は時の幕閣を動揺させた。これに対し老中土井は、非常手段として御目付役島田新左衛門に斉韶暗殺を命じた。大事決行をひかえ新左衛門は十一人の協力者を集めた。新左衛門の知友倉氷左平太、三橋軍次郎、樋口源内、他十一人の強者達だ。暗殺計画は極秘裡に進められたが、この暗殺計画を事前にキャッチした人物がいた。鬼頭半兵衛、明石藩側用人千石の身分を自分で掴んだ傑物である。不詳事発生以来一ヵ月余、明石藩が突如参勤交代の途についた。行列を追う刺客団は、中仙道で奇襲作戦を練ったが、半兵衛の奇計にあい失敗に終った。新左衛門の計略は、斉韶が尾張を通る時、その尾張藩の通行を阻止すれば、勢力を削られた行列は新左衛門が襲撃の場所に選んだ落合宿に出る。落合宿は襲撃には絶好の要地だ。尾張藩通行を阻止する方法は、尾張藩木曽上松陣屋にかつて息子夫婦を斉韶に惨殺され、深い恨みを抱く牧野靭負がいる。倉永が早速松陣屋に飛び、他の刺客は落合宿へ急行した。郷士の倅木賀小弥太がこの計画に加わり、今は唯時を待つだけだった。運命の朝、深いもやの中を落合宿に乗り込んだ斉韶公以下五十三騎は、先ず真新しい高塀にさえぎられた。混乱の中、退路の橋が大音響と共にくずれ落ちた。五十三騎は、半兵衛の意志とは逆に障害物にはばまれて、刺客の誘導に乗っていった。十三人と五十三騎の死闘は続いた。虚しい死体の群の中に新左衛門、半兵衛の死体もあった。弘化元年斉韶参勤交代の途中発病、帰城と同時に死去と届けられた。

https://eiga.com/movie/37021/

Chat GPT回答

「十三人の刺客」は、1963年に公開された日本の映画で、工藤栄一監督の作品です。以下にあらすじをまとめます。

物語は、戦国時代の日本を舞台に展開されます。大名・片倉小十郎は、悪名高い大名・伊達政宗からの命令で、忍者集団による襲撃を受け、家族と家臣たちを惨殺されてしまいます。

しかし、小十郎の遺児である石松が辛うじて生き延び、成長した彼は父の仇である伊達政宗への復讐を誓います。石松は、父の仇討ちのため、十三人の剣豪たちからなる仲間たちを集めます。

石松と仲間たちは、伊達政宗の居城への道中で様々な困難に立ち向かいながらも、仕掛けられた罠や敵の忍者たちとの戦闘を制していきます。彼らは知恵と剣の腕を駆使して、伊達政宗に近づき、仇討ちを果たすための作戦を練ります。

最終的に、石松たちは伊達政宗の居城に辿り着き、壮絶な戦闘が繰り広げられます。彼らは団結し、剣術の腕と緻密な計画を駆使して敵を倒していきます。そして、石松はついに伊達政宗との対決に臨みます。

激しい一騎討ちの末、石松は伊達政宗を討ち果たします。彼と仲間たちは、家族と家臣たちの仇を討つことに成功し、達成感と喪失感を抱えながらも、この壮絶な戦いに終止符を打ちます。

「十三人の刺客」は、復讐と忍者たちの活躍を描いた歴史アクション映画であり、団結と勇気の力をテーマにしています。工藤栄一監督の手腕によって、緊迫感とスリリングな展開が描かれ、映画ファンに多くの感動を与えました。

Bing回答

工藤栄一監督作品「十三人の刺客」は、江戸時代末期に悪名高い若き大名・松平鉄之助を暗殺するために集まった十三人の浪人たちの壮絶な戦いを描いた時代劇映画である。映画は、松平鉄之助が将軍の妹と結婚し、将軍の後継者になる可能性が高まったことで、幕府内部で危機感を抱いた老中・土井大炊頭が、かつての名刀・志村金吾に暗殺計画を持ちかけるところから始まる。志村金吾は、自分と同じく正義感の強い十二人の浪人たちを集め、松平鉄之助が江戸から出発する日を待ち構える。一方、松平鉄之助は、自分に危害を加えようとする者がいることを察知し、護衛の兵士を増やして旅立つ。十三人の刺客たちは、松平鉄之助の通る山道に罠を仕掛けて待ち伏せし、壮絶な戦闘が始まる。最後には、志村金吾と松平鉄之助が一騎討ちとなり、志村金吾が勝利する。しかし、十三人の刺客たちのうち生き残ったのはわずか三人だった。映画は、十三人の刺客たちが死んでいく様子や、志村金吾が自分たちの行為が時代遅れであることを語る場面などで、時代の変化や武士道の終焉を感じさせる作品である。

Bard回答

1963年に公開された工藤栄一監督の映画「十三人の刺客」は、池上金男の同名小説を原作とした時代劇です。江戸時代後期、明石藩主の暴君・松平斉韶の暗殺を企てる13人の刺客の物語です。刺客たちは、島田新左衛門、平山九十郎、倉永左平太、三橋軍次郎、樋口源内、堀井弥八、日置八十吉、大竹茂助、石塚利平、小野田勘助、赤垣源蔵、谷村十兵衛、山田藤兵衛、そして新左衛門の甥・新六郎です。刺客たちは、斉韶の居城である明石城に忍び込み、激しい戦いを繰り広げます。最終的に、刺客たちは斉韶を暗殺することに成功しますが、その代償は大きく、刺客のほとんどが命を落とします。

映画「十三人の刺客」は、時代劇の傑作として高く評価されています。1963年の日本アカデミー賞では優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞など6部門を受賞しました。また、2010年には三池崇史監督によってリメイクされました。

結論

Chat GPT、Bingはまったく違う情報でした。Bardだけはなんとか使えそう。Googleの豊富な検索データから情報を得ているからでしょうかね。

映画のレビュー記事において、特に邦画について、AIのレビュー記事はほとんど使えないですね。

洋画はまだましなようですが、いずれにせよ未見の作品のレビューをAIに書かせるのはやめた方がいいです。自分が実際に観て、AIの誤回答部分を修正可能なある程度あらすじを憶えている作品でしか使えないです。

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