AnalysisのPV数が一気に2倍にUP
今年の初めあたりからメインで運営しているサイトのGoogle Analysis計測PV数が倍近くに増えてきました。
今まで根気よく記事をアップしてきた成果がやっと出た。このまま行けばあと2、3か月でとりあえずの目標である1万ビュー達成かと喜んでいました。
しかし、何か変です。何が変かというと、Google AdSenseで計測されるPV数は半分ほどしかないし、加えて直帰率が1桁しかないのです。
ちなみに直帰率とは、ユーザーがサイトを訪れたとき、最初にたどり着いたページだけを見てそのサイトを去ってしまった割合のことです。
ネットで直帰率の平均値を調べてみると、金融、医療、ITなど専門系のサイトで50%~70%だからエンタメ系や雑記系だったらもっと高いはず。
もしかしたらGoogle Analysisが二重カウントしているのかも?
二重カウントかどうか調べる方法
Google Analysisが正常にカウントされているかどうか調べるには、Google Chrome拡張機能のGoogle Tag Assistantを使います。
Tag AssistantではGoogle アナリティクスのタグの動作確認や、サイトにどのようなタグが使われているのかを確認することができます。
Google Tag Assistantはchrome ウェブストアからダウンロードすることができます。
インストールが完了したら、調査したい自分のサイトを表示して、Chromeの右上の拡張機能アイコンをクリックし、Tag Assistant Legacyをクリックします。
ここで注意したいのが、自分のサイトにログインしたままの状態(編集可能な状態)になっていないか確認すること。ログインしたままの状態だったら、必ずログアウトしてください。
ダイアログボックスが表示されるので、[ Enable ]をクリックし、自分のサイトを再読み込みします。
もう一度、Tag Assistant Legacyをクリックすると、ダイアログボックスに結果が表示されます。AnalysisのトラッキングIDが重複して登録されていると以下のように表示されます。
黄色いアイコン表示も注意!
上図のように黄色いアイコンが表示されている場合も注意が必要です。
カーソルを合わせると、ダイアログボックス端に>マークが表示さるので、クリックすると以下のダイアログボックスが表示されます。
黄色い文字の「Same web property ID is tracked twice.」を日本語に訳すと「同じウェブプロパティIDが2回追跡されます」という意味になります。つまり2回カウントされるということですね。
トラッキングIDが重複して登録されていると、重複分だけPV数が倍数カウントされてしまいます。
青アイコンも軽微なエラーがあるというメッセージのようで、さらに確認すると「Non-standard implementation」という表示があり、訳すと「非標準の実装」という意味となります。たぶん標準としている位置にトラッキングIDが入っていないということのようで、特に影響はないようです。
ちなみにアイコンの色の意味は、緑=問題なし、青=軽微なエラー(データには問題なし)、黄=データに影響があり、赤=エラー正常ではない、となります。
重複の原因はテーマとプラグイン
WordPressのテーマはCocoonを使わせていただいていますが、CocoonはAnalysisトラッキングIDを登録できるようになっています。登録することで、Google Analysisと通信を行い、サイトの閲覧状況を取集してくれます。
しかし、All in One SEOやGoogle Site KitなどAnalysisトラッキングIDを登録して使うプラグインを使うと、テーマで登録したトラッキングID、プラグインで登録したトラッキングIDの重複登録することになります。
僕の場合はGoogle Site Kitを使っていました。
テーマで登録したトラッキングIDを削除
Google Site Kitは自分のサイトからSearch Console、AdSense、Analysisの3つの情報がチェックできるのでこのまま使いたい。
ならばテーマの方に登録したトラッキングIDを削除するしかいないですね。
テーマの方に登録したトラッキングIDを削除し、再度Tag Assistantでチェックしたところ正常に戻りました。
PV数もAdSenseとAnalysisの差異が少なくなり、直帰率は90%代です。
さて、振り出しに戻ったような気分。1万PV数まではまだまだ遠い。頑張ります。
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